【課題解決力を向上させたい人必見】課題解決に重要なことは〇〇〇〇です。
グローバルでのビジネス環境下で業務をする上で発生する課題は多岐にわたります。
あなたも日々のビジネスライフにおいて色々な課題に直面し、解決策に頭を悩ませることも多いのではないでしょうか?
今回は、課題解決力を向上させる方法についてお話していきたいとおもいます。
課題解決力を向上させるポイント①五感を使う
まずは、課題発見の基本的なアプローチとしては「何かおかしいのでは」「何か違和感がある」と起きている事象を五感という切り口で色々な角度から確認、分析、評価して課題の発見につなげるフレームワークをお勧めします。
では一つひとつ五感を見ていきましょう。
視覚(Seeing):
色々な視覚で見る(視点、視野、視座、視力):
ビジネス環境の変化やトレンドを視覚的に捉え、以前とは異なるパターンや動向を見つける。たとえば、競合他社の行動や市場の変化、顧客のニーズの変化などを観察し、それがどのようにビジネスに影響を与えるかを分析する。
聴覚(Hearing):
情報を聞き取る:
社内外からの情報やフィードバックを注意深く聞き取ります。従業員や顧客からの不満や要望、業界内の噂やトピックなど、隠れた課題が聴覚を通じて明らかになることがあります。
触覚(Touching):
実際に体感する:
製品やサービスを実際に試してみることで、潜在的な課題や改善の余地を見つけることができます。製品の操作感や品質、サービスの効率性など、実際に触れることでわかる情報があります。
嗅覚(Smelling):
空気の臭いを嗅ぐ:
ビジネス環境や組織内の微妙な空気の変化や問題の臭いを感じ取る。たとえば、社内の文化や風土の変化、マーケットの異変、競合他社の動きなどが嗅覚を通じて感じ取ります。
味覚(Tasting):
味わう(評価する):
提供される製品やサービス、ビジネス戦略などを評価し、その中に潜む問題や改善の余地を分析する。顧客の視点から製品やサービスを評価し、競合との比較を行うことで、自社の強みや課題を発見することができます。
課題解決力を向上させるポイント②「あるべき姿」と「現状」のギャップを考える
とはいうものの実際のビジネスシーンにおいて課題の発見においては、時間軸で、(1)過去「過去の課題」、(2)現在「現在起きている課題」、(3)「将来起きるかもしれない課題」と整理して考える必要があります。
特にVUCA【Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)】の時代と言われる昨今においては、変化が激しく、将来に何が起こるかの予想も難しく課題の発見(設定)が遅れると致命的なダメージを受けることも想定されます。
ここでは特に(3)「将来起きるかもしれない課題」にフォーカスして課題解決のアプローチを共有していきます。
①課題設定
上記(3)における課題の定義としては、
「あるべき姿」と「現状」との間に生じるギャップを課題と定義します。
課題設定とは、そのギャップを明確にすること。つまりWHATを見つけ出すことになります。ただし、WHATは目には見えてない場合や、将来的に起こりうる問題を包含しており、非常に見つけることが困難になる場合もあります。よってある程度仮説をもって設定していく必要があります。
②課題解決
課題解決には下記の通り3つのステップがありますので一つずつ見ていきましょう。
1)WHERE
課題がどこにあるのかを、関連するデータや分析に基づき調査し課題の所在地を突き
止めていきます。
2)WHY
つきとめた課題に関して、なぜなぜ分析(5WHYs)を行ってその原因を深堀りして
いきます。そして真の課題を明確にします。
3)HOW
真の課題についての効果的な対応策を考えていきます。
③対応策の実行計画と実行
解決策を考えたら、それを実現するための具体的な実行計画を策定し、責任者や役割、リソースを割り当てる。
実行計画におけるタスクのスケジューリングや関連部門を巻き込んでのコミュニケーションプランを立てる。
実行段階では、実行進捗状況をモニタリングし、計画とおりに推進できているかを定期的にチェックし、常にON TRACKを目指し関連部門と擦り合わせを行い計画を完遂する。
④評価と改善
施策の実施後に、目標達成度や成果を評価し、問題の解決や目標の達成度を確認する。
実施した施策の効果を分析し、成功した点や課題を特定する。
結果をフィードバックとして活用し、今後のプロセスや施策の改善に活かす。
まとめ
グローバルなビジネス環境において課題発見の基本的なアプローチとしては五感をつかって「何かおかしいのでは?」「何か違和感がある?」を感じることが大切です。
そして課題解決力を向上させるために必要なことは、課題発見力です。つまり〇〇〇〇は
あるべき姿と現状のギャップを課題と捉え、解決に取り組んでいくことが重要です。
日々のビジネスライフにおいて、常日頃から物ごとのギャップ(違い)にアンテナを高くしてその原因究明や対応策を考える癖をつけていくよう心がけましょう。
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