【ビジネス英語を上達したい方必見!】これだけは押さえておきたい5つのポイントとは?

あなたはビジネス英語を使ってコミュニケーションできていますか?

 全世界の人々がコミュニケーションするために使用している共通言語は英語です。よってグローバルなビジネス環境におかれてる人は、英語でのコミュニケーションは必須です。あなたは「ビジネス英語を使ってコミュニケーションができる人」と聞いて、どのような人を思い浮かべますか?

今回の記事を読むことで、あなたは、ビジネス英語でのコミュニケーションができる人に近づくことができます。

英語のスキルは4技能ある

英語力を分解すると4技能あり、リスニング力、スピーキング力、ライティング力、リーディング力となります。

今回はビジネスにおける英語でのコミュニケーションをするにあたり最も重要なスキルであるリスニング力、スピーキング力にフォーカスし、その向上に役立つ5つのポイントについてご紹介いたします。

①聞きかた力(リスニング力向上)

相手の話す内容をしっかり聞き取り理解することは、コミュニケーションを取る上で非常に重要です。コミュニケーションができる人は、まず相手の話す事をほぼ100%聞き取れています。

聞きとる際にはポイントがあります。それは、相槌を上手に使いこなすことです。相手が何か言う事に対し、共感したり頷いたりする場面では、「Yes.(はい)」「Exactly./Absolutely.(その通りです)」「I see.(なるほど)」「I agree.(同意します)」を使用します。また驚いた時には「Really?/Seriously? (本当ですか?)」を使います。このように相槌をうまく使うことで相手の話している内容を自分でしっかり理解するとともに、相手に対して自分が相手の話を理解していることを伝えることで「聞きかた力」が向上します。

また、英語でコミュニケーションを取るということは、会話のキャッチボールをするということです。相手が話終わるまで待つ必要はありません。むしろ話の途中でも思ったことを言ったり相槌を打ったりする方が効果的です。

尚、リスニング力を向上させるには、移動中などの隙間時間を使って海外ニュースを音声で聞いたりラジオを聞いたりする勉強法がおすすめです。さらに時間を作れる場合は、聞いた音声を書き取りスクリプトと照らし合わせる学習(=ディクテーション)が効果的です。確実にリスニング力のスキルアップにつながります。

②話しかた力(スピーキング力向上)

日本語でも同様に言えますが、ビジネスシーンにおいて、「この人の話をもっと聞きたい」と思ってもらえる人になりたいと思いませんか。

その為には、次の2つを意識して話すようにしましょう。

1.話の論点を明確にする

2.PREPのフレームワークで話し方を組み立てる。

①P (Point) : 結論を先に話す

②R(Reason) : 理由・根拠を述べる

③E(Example): 例を述べて理解度を高める

④P(Point) : 再度結論を述べて締めくくる

英語で話す際のポイントは、

1.話の論点を明確にします。

「Regarding ~」「In terms of ~」「Concerning ~」等の表現で論点を明確にして話を始めましょう。

2.PREPのフレームワークを活用します。

①結論を先に話す。理由などを長く説明してから結論を述べるのではなく、先に結論を言うように心がけましょう。また、自分の意見や見解を述べる際は「I think~」から始めるのではなく、「In my opinion,~」「In my view,~」「My idea is~」「As for my thoughts on~」を使うことでビジネス英語における「話しかた力」が向上します。またこれから述べる自分の意見や見解が力強く意識づけされメリハリがつきます。

②次に①の結論に対しての理由について、「because~」等を使いその理由、根拠を述べます。

③さらに①②の内容をわかりやすくするために、「For example~」を使い例題やたとえ話で補足します。

④最後に「in conclusion ~」「in conclusion~」等を使って再度結論を結論についての

尚、相手に質問する際のポイントを説明します。海外の人は案外ダイレクトに質問しても問題ありません。ビジネスチャンスがあると思った際には、「Could you please give me a chance to make our proposal?(提案する機会を頂けませんか?)」と積極的に依頼してみましょう。100%提案させてもらえる機会を得られるわけではありませんが、相手が困っている状況であればチャンスはあります。

③対話力(スピーキング力・リスリング力の向上)

対話とは話している内容の意味の整合(コンセンサス)がとれている会話のことです。。英語でコミュニケーションができる人は、対話のキャッチボールが非常にスムーズで長く続けることができます。そのためには、前項にある「聞き方」「話し方」をマスターしていると有効です。その上で対話力を磨くためのポイントをご紹介します。

上手に対話するコツは、Yes/Noでは終わらせないことです。仮に「Do you~?」で質問された場合でも、「Yes/No」の回答プラスαで会話を続けるように心がけましょう。意識するだけでも対話力が上達します。また、逆に質問する際は「Do you~?」から始まる疑問文よりも、5W1Hの質問の方が相手の回答も必然的にポイントを得た内容になります。

さらに対話力を向上できるおすすめのフレーズは、「Could you explain that in more details?(詳細をご説明頂けますか?)」です。ビジネスにおいて相手の困っている事を聞きだす事でビジネスにつながる事も多々あります。そのためにも対話力を磨き、相手の「本当のNEEDS」引き出すように心がけましょう。

④ジェスチャー力(スピーキング力向上)

ジェスチャーとは、身振り手振りで体を使って相手に言いたいことを伝える表現方法です。英語圏ではボディランゲージ(body language)と言われ、非言語的コミュニケーションツールのひとつです。自信が無さそうにするのではなく、大げさな身振りや手振りが効果的です。

特に使えるジェスチャーは、親指を立ててグーサインをする(thumbs up)ことや、言葉とリンクさせたジェスチャー(例えば大きさや長さ、数字など)です。グーサインは、「Good」と相手に言う場面に一緒にジェスチャーもつけることが多いです。このように話す言葉とジェスチャーはセットで使用すると、発言により強み(説得力)が出ます。

⑤言葉使い力(スピーキング力向上)

日常英語とビジネス英語の大きな違いは、

  1. 英単語の難易度が高い
  2. 丁寧な英語の使用頻度が高い
  3. 省略形を使用しない

この違いはしっかりと理解するようにしましょう。

  1. 英単語は、暗記するしかありませんが、ビジネス英語用の単語帳を買い言葉の意味や使い方を学び、語彙力を向上させることで、伝いたいことを的確に伝わるような文章を書いてみましょう。またネイティブから来るメール文章を真似て自分でもメール文章を書いて返信(アウトプット)したりすることで、言葉使いを自分のものにしてみましょう。

2.丁寧な英語に関しては、下記の例を参考にしてみましょう。

例) 依頼する際の英語

・電話番号を教えて頂けますか?

→May I know your phone number?

→Could you please tell me your phone number?

何かを依頼する際、Pleaseから始まる文章以外に「May I~?」「Could you~?」「Would you~?」を頻繁に使用します。ここで覚えておくべきことは、「Can you~?」「Will you~?」は少しカジュアルな言い方になるということです。上の人から下の人に対する言葉であれば問題ありませんが、逆の場合は「Could you~?」「Would you~?」を使用するように意識しましょう。

3. 省略形を使用しないことについては簡単なことなのですが、ビジネス英語については重要です。省略形は否定文でよく使用されると思いますが、ビジネス英語ではそれを全て「do not」「cannot/can not」「will not」のように表記します。

まとめ

いかがだったでしょうか。グローバルでのビジネス環境で活躍する為には、英語でのコミュニケーションの習得は必須です。その中でもリスニング力とスピーキング力の向上は重要なファクターとなりますので、上記5つのポイントを意識して、インプットとアウトプットを繰り返しながら学んでいくことが重要です。英語は短期間で習得できませんので、日々の積み重ねと長期的な学習プランを立てて継続的に学んでいくように心がけましょう。

今回の5つのポイントを身につけることでビジネス英語を使ってのコミュニケーションがスムーズに行えるようになれると思います。ぜひチャレンジしてみてください。

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