グローバリゼーションという言葉が使われだして四半世紀がたちますが、日本においても私たちを取り巻く事業環境が大きく変化し、商社や海外に進出している企業だけでなく、内需型ビジネスをメインとする企業においても、外資系企業からのM&Aやアライアンスの増大、海外からの旅行者等によるインバウンドビジネスの増加、また少子・高齢化による国内需要縮小対策として海外への事業進出の模索と、グローバルビジネスにおける挑戦と実践は必要不可欠となってきております。それは私たち一人ひとりがグローバルに仕事をこなせる実践力をつけなければならない状況にせまられていると言っても過言ではありません。
一方、IMDが世界64か国を対象に行った国別競争力調査(World Competitiveness Ranking)では、日本の国際競争力は35位、さらに世界人材調査(World Talent Ranking)では日本の人材国際競争力は43位、労働環境における人材育成投資は36位、外国人の魅力度は23位、高度なスキルや能力等の準備性は58位、特に語学力は60位と低く、グローバルでのビジネスの実践においては、早急にケイパビリティ―を向上させなければならないと感じております。
そこで、私どもでは、今後のグローバル環境で活躍したいとおもっているビジネスパーソン応援するために、世界中だれとでも笑顔で仕事を楽しめるビジネスパーソンを 「グローバル仕事人」 と定義づけ、グローバルビジネス環境で仕事をこなすためのマインドセットやケイパビリティ―を学ぶグローバル仕事人 実践講座をはじめ、いくつかのグローバル人材育成支援サービスを立ち上げました。これらの育成・支援サービスが、ビジネスパーソン皆様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
多くのビジネスパーソンの方が、「グローバル仕事人」 として、実践的なビジネス ケイパビリティ―を向上させ、グローバルでのコミュニケーションを円滑に行い、国際ビジネス環境で今よりもっと自信をもってリーダーシップを発揮し、結果をだせるようになることを願っております。
グローバル仕事人とは
1. 世界中だれとでも笑顔で仕事を楽しむことができる
2.異文化理解力及び対応力がある
3.チャレンジ精神旺盛である
4.課題をつくり、それを解決する力がある。
5.英語でのコミュニケーションができる